Q2.自社開発(Build)とパッケージ・SaaS(Buy)の切り分け基準は?
回答
差別化の核になる業務か、必須要件を既製品で満たせるか、運用責任と継続コストを負えるかで判断します。標準化しやすい業務はBuy、独自ナレッジや深い統合が必要な領域はBuildも比較します。
メール要約や議事録、社内FAQのような横断業務は、セキュリティ要件を満たすSaaSや既存基盤の拡張が候補です。一方、独自のマスタ・承認フロー・業界規制に強く結びつく業務は、API連携とカスタム評価が必要になりBuild寄りになります。PoCだけを作り、本番運用と変更管理が未設計のまま残さないことが重要です。Buildを選ぶ場合は、モデル更新、監視、事故対応、廃止・移行まで含むTCOを契約期間や資産寿命に合わせて見積もります。
- ●Buy向き: 標準ワークフロー、短期導入、ベンダーSLAが効く領域
- ●Build向き: 独自データ資産が競争力、深いERP/基幹連携が必須
- ●ハイブリッド: 基盤はBuy、業務ロジックと評価だけ内製
「全部自社で」の前提は、データエンジニアとSREの確保ができているかで再検討してください。
参考にした一次資料
- 生成AIの調達・利活用に係るガイドライン 第2.0版 (デジタル庁)
- 生成AIおよびAIエージェントを安全に活用するための手引書 (独立行政法人情報処理推進機構(IPA))
編集: inovie編集部 | 一次資料確認日: 2026/08/25
