Q22.LangChainなどのフレームワークと自社実装、どう選びますか?
回答
PoCや標準パターン(RAG、Function Calling、チェーン)が中心ならフレームワークが速いです。セキュリティ要件・独自ワークフロー・大規模運用の監視が厳しい場合は、コア部分を自社実装または薄いラッパーに留める選択も増えています。
LangChain/LlamaIndex等は、プロトタイプ速度とエコシステム(コネクタ、評価ツール)のメリットがあります。一方、抽象化が厚いとデバッグが難しく、バージョンアップで破壊的変更が入るリスクもあります。自社実装は、必要最小限のモジュール(プロンプト管理、ツール呼び出し、状態保存、評価)に絞ると保守性が上がります。判断基準は、①チームのPython/TypeScriptスキル、②既存のワークフローエンジンとの統合、③ベンダーロックイン許容度、④本番監視・テストの要件です。実務的には、PoCはフレームワーク、本番コアは自社サービス化し、フレームワーク依存部分を境界で隔離するハイブリッドが多いです。
- ●フレームワーク: 速度・コネクタ・PoC向き
- ●自社実装: 制御・監視・セキュリティ要件が厳しい場合
- ●本番は依存部分を境界で隔離する