Q1.AIプロジェクトの予算は、どの項目に分けて組み立てるのがよいですか?
回答
「初期構築」「ランニング(API・インフラ)」「データ整備」「運用・監視」「人件費(内製・外注)」「研修・チェンジ」の6ブロックに分けると、後から予算超過しにくくなります。
AI予算で見落とされやすいのは、PoC期間だけ見積もり、本番運用・モデル更新・データメンテナンスを別枠にしていない点です。経営向け資料では、Year 1(構築+立ち上げ)とYear 2以降(定常運用)を分けて示すと議論がしやすくなります。各ブロックに上限と「超過時のGo/NoGo基準」をあらかじめ決めておくと、スコープクリープを防げます。予算はユースケース単位ではなく、共通基盤(認証、ログ、評価環境)と業務アプリに分けて配分すると、複数案件を並行しても全体像が崩れません。
- ●初期: 設計、開発、連携、セキュリティレビュー、UAT
- ●ランニング: APIトークン、ベクトルDB、ストレージ、監視ツール
- ●間接: データクレンジング、法務・監査対応、教育
- ●予備費: 全体の10〜20%を「未知のモデル変更・障害対応」に確保