Q17.SLA未達時のペナルティは、AI×BPO契約でどう設計すべきですか?
回答
AI工程と人工程の責任分界を先に決め、未達原因(データ品質・AI精度・人員不足・依頼側遅延)ごとにペナルティ適用可否を分けます。金銭ペナルティだけでなく、改善計画・暫定運用切替もセットにすると実務的です。
AI×BPOでは、AI精度低下が人のレビュー増加を招き、結果としてSLA未達になる連鎖が起きます。契約では、工程別SLA(AI処理・人レビュー・例外対応)と、未達時のエビデンス提出義務(ログ、件数内訳)を定めます。ペナルティは、単純な遅延罰より、再発防止の改善期限と暫定措置(人の全件チェックへの切替費用負担など)を組み合わせる方が関係が続きやすいです。依頼側データの不備による遅延は除外条項を明文化し、双方でダッシュボードを共有して争点を減らします。四半期ごとにSLA達成率と例外内訳をレビューし、閾値自体をデータに基づいて更新する条項も有効です。
- ●工程別SLAと原因別の責任分界
- ●金銭罰+改善計画・暫定運用切替
- ●依頼側データ不備は除外条項を明文化