Q2.自社開発(Build)とパッケージ・SaaS(Buy)の切り分け基準は?
回答
差別化の核になる業務か、既製品で8割満たせるか、内製の継続コストを負えるかの3点で判断します。汎用業務はBuy、独自ナレッジと深い統合が必要な領域だけBuildが現実的です。
メール要約や議事録、社内FAQのような横断業務は、セキュリティ要件を満たすSaaSや既存基盤の拡張が速いことが多いです。一方、独自のマスタ・承認フロー・業界規制に強く結びつく業務は、API連携とカスタム評価が必要になりBuild寄りになります。判断ミスが起きやすいのは「PoCだけ自社で作り、本番運用・MLOpsは未設計」のパターンです。Buildを選ぶなら、モデル更新・監視・インシデント対応まで含めた3年コストを見積もってください。
- ●Buy向き: 標準ワークフロー、短期導入、ベンダーSLAが効く領域
- ●Build向き: 独自データ資産が競争力、深いERP/基幹連携が必須
- ●ハイブリッド: 基盤はBuy、業務ロジックと評価だけ内製
「全部自社で」の前提は、データエンジニアとSREの確保ができているかで再検討してください。