Q6.データの準備(Data Readiness)は、AI導入のどこでボトルネックになりますか?
回答
検索・RAG・予測のいずれでも「データの所在が不明」「鮮度が低い」「重複・矛盾がある」と精度以前に止まります。AI以前にデータカタログと更新責任者を決めるのが近道です。
よくあるボトルネックは、PDFやメールに埋もれたナレッジ、部門ごとに異なるマスタ、廃止された手順書が混在しているケースです。対策は、ユースケース単位で必要なデータセットを定義し、更新頻度・オーナー・品質ルール(必須項目、版管理)を決めることです。個人情報や機密区分のタグ付けができていないと、後からRAGを止めることになります。大規模なデータレイク構築を待たず、まず1業務分の「信頼できるゴールドデータ」を作るアプローチが現実的です。
- ●棚卸し: どのシステム・フォルダが正とするか
- ●品質: 欠損率、重複、最終更新日の可視化
- ●運用: 誰がいつナレッジを差し替えるか