Q6.AI導入で見落としがちな運用コスト(Ops)は、具体的に何ですか?
回答
監視・アラート、インシデント対応、モデル/APIのバージョン追従、プロンプト・ナレッジの更新、権限管理、ログ保管など、本番稼働後に毎月発生する作業です。PoC予算に含まれないことが多いです。
運用コストは「AIが動いている間、ずっと続く」性質があります。例えば、プロンプトインジェクション対策の見直し、ベンダーAPIの非互換アップデート、評価データセットの再実行、ヘルプデスク一次対応などです。SRE/情シス不在の組織では、開発チームが兼務し、結果として新機能開発が止まる隠れコストも発生します。見積もりでは、FTEの何%を運用に充てるか、またはマネージドサービスの月額を明示します。Runbook(障害時手順)とオンコール体制がないと、障害1回のダウンタイムコストが年間運用費を上回ることもあります。
- ●定常: 監視、週次レポート、ナレッジ更新、権限レビュー
- ●イベント: モデル切替、セキュリティパッチ、監査対応
- ●按分: 開発チームの20〜40%を運用に見込むか、専任を置く