Q4.ベクトルデータベース(Vector DB)の選定基準は?
回答
データ規模、メタデータフィルタ、ハイブリッド検索の要否、運用形態(マネージド/自前)、既存インフラとの整合で選びます。小規模PoCと本番要件では求める機能が異なります。
PoC段階では、既存DBの拡張(pgvectorなど)やマネージドサービスで十分なことが多いです。本番では、件数・QPS・可用性、メタデータによるフィルタ(部門・版・機密区分)、ベクトルとキーワードのハイブリッド検索、バックアップとリストア、マルチテナント分離を確認します。オンプレ要件がある場合は、サポートするベクトルDBの選択肢が狭まります。ロックインを避けるため、埋め込みベクトルとメタデータのエクスポート形式、APIの抽象化レイヤーを早めに検討すると、将来の移行が楽になります。
- ●規模: 数百万チャンク超で専用DBのメリットが出やすい
- ●機能: メタデータフィルタ、ハイブリッド、リランキング連携
- ●運用: SLA、バックアップ、監視、コスト予測
「最新で有名なDB」より、チームが運用できる形態と既存スタックとの相性を優先すると失敗が少ないです。