Q12.オントロジーとタクソノミー(分類体系)は、ナレッジ基盤で何のために使いますか?
回答
タクソノミーは文書の分類・ナビゲーション・フィルタ、オントロジーは概念間の関係(製品―部品―症状)を定義し、検索クエリの拡張やエージェントの推論補助に使います。最初は浅いタクソノミーからで十分なことが多いです。
タクソノミーは、部門・製品ライン・文書種別など、運用しやすい木構造のラベルです。メタデータと検索UIの絞り込みに直結します。オントロジーは、同義語、上位下位概念、因果関係などを形式化し、「この症状→想定原因→参照手順」といった推論や、クエリの自動拡張に使えます。ただし、完璧なオントロジー構築はコストが高いため、ユースケースが明確な領域(製造、サポート)にスコープを絞るのが現実的です。既存のマスタコード、製品カタログ、サービスカテゴリをタクソノミーの種として再利用すると、現場の入力負荷を下げられます。
- ●タクソノミー: 分類、フィルタ、サイトマップ的整理
- ●オントロジー: 概念関係、クエリ拡張、推論補助
- ●進め方: 既存マスタから浅い階層で開始