Q13.マスタデータとナレッジ基盤は、どう連携させるべきですか?
回答
マスタは正規化された「事実の正本」、ナレッジ文書は「説明と手順」として役割分担し、IDで相互参照します。マスタをそのままベクトル化するのではなく、必要な属性をメタデータやAPIで渡すのが基本です。
製品コード、顧客セグメント、拠点、従業員所属などのマスタは、更新頻度と整合性の要求が高く、RDBやMDMが正本です。ナレッジ側では、文書に product_id や region_code をメタデータとして持たせ、検索時にユーザーの権限や担当範囲でフィルタします。回答生成時には、マスタAPIから最新の名称・ステータスを取得し、古い文書内の固有名詞を補正するパターンもあります。マスタ変更がナレッジに反映されないと、正しいIDでも説明が古くなるため、変更通知をパイプラインに載せるか、表示時にマスタを優先するルールを決めます。
- ●正本: マスタはMDM/RDB、文書は説明・手順
- ●連携: ID参照、メタデータ、APIでの最新値取得
- ●変更: マスタ更新イベントと文書レビューの連動