Q13.CDPとCRMの違いは何ですか?マーケティング基盤としてどう使い分けますか?
回答
CRMは「商談・顧客管理の正」、CDPは「複数チャネルの顧客データを統合し、セグメント・配信に使う基盤」です。MA単体で足りる規模ならCDPは後回しにし、データが散在して統合セグメントが必要になった段階で検討します。
CDP(Customer Data Platform)は、Web行動、MA、広告、CRM、サポートなどのデータをID解決して統合し、マーケ向けのオーディエンスを作るための基盤です。CRMは営業プロセスと取引の記録が主目的で、匿名のWeb行動や広告接触の統合には向きません。MAはメール・シナリオ配信に強い一方、チャネル横断の統合ID管理はCDPの領域です。導入判断の目安は、(1)既知・未知の顧客データが複数システムに分散している、(2)MAのセグメントがCRMデータとWeb行動の組み合わせに限界を感じる、(3)広告オーディエンス連携を精緻化したい、のいずれかです。小規模〜中規模でMA+CRM連携が機能している場合、CDPを追加するとコストと運用複雑度だけが増えることもあるため、課題を明確にしてから検討するのが賢明です。