Q8.新規事業でAIはいつ使うべきですか?
回答
AIは「仮説がまだ曖昧な段階」より、「検証対象の業務フローが見えた段階」で使うのが効果的です。アイデア出し支援やリサーチ要約には向きますが、顧客理解の代替にはなりません。導入判断は、コスト対効果と検証速度の改善幅で見るべきです。
AI活用の適切なタイミングは、①反復作業の自動化で検証サイクルを短縮できる、②非構造データから仮説候補を抽出できる、③プロトタイプの実装コストを下げられる、のいずれかが明確なときです。逆に、顧客課題が未確定のままAI機能を前面に出すと、技術デモに終始しがちです。PoC前に「AIなしでも価値は成立するか」を確認し、成立したうえでAIが差別化や効率化に寄与するかを評価すると、投資の無駄を抑えられます。
- ●向く用途: 要約、分類、反復業務、試作
- ●向かない用途: 顧客理解の代替
- ●判断軸: 検証速度と差別化への寄与