Q18.カスタマーディスカバリー(顧客探索)は、どこまでやれば十分ですか?
回答
「誰が・どんな状況で・何に困り・今どう代替しているか」が具体例付きで説明でき、同じパターンが複数回観測されれば一次探索は十分です。インタビュー件数より、行動証拠(予約、仮契約、再訪)まで取れているかが判断基準です。
カスタマーディスカバリーでよくある過剰は、100件インタビューしても支払意思が確認できないケースです。十分の目安は、ターゲットセグメントが3つ以内に絞れている、課題の深刻度が定量的に語られる(時間・コスト・リスク)、既存代替の不満が再現性を持つ、の3点です。探索は終わりではなく、MVP以降も解約理由・利用ログで継続します。探索フェーズの出口条件として、「このセグメントに限定販売したら再購入または紹介が起きるか」を小さく試すと、インタビューだけでは見えないギャップを潰せます。
- ●十分条件: セグメント特定・課題の深刻度・代替の不満
- ●件数より行動証拠(予約・仮契約・再訪)
- ●出口: 限定販売で継続・紹介の兆候を確認
「顧客はこう言った」だけでは探索完了とみなさず、実際の行動データまで確認してください。