Q20.新規事業のパートナーシップ戦略は、どう立てればよいですか?
回答
「何を自社で握り、何をパートナーに任せるか」を先に決め、パートナー探索は検証仮説ごとに目的を分けます。販路・技術・データ・ブランドの4類型で整理すると、契約と役割分担がぶれにくくなります。
パートナーシップが失敗するのは、相手の都合でスコープが膨らみ、自社の学習が止まるケースです。設計では、各パートナーに単一の検証目的(例: チャネル検証、API連携の実現性)を割り当て、期間と成果物を限定します。独占・非独占、データ帰属、顧客接点の所有権、解約時の移管条件は契約前に合意します。複数パートナーを並行する場合も、同じ仮説を別々に検証しないよう、役割マトリクスで重複を防ぎます。パートナー経由の学習は社内ナレッジとして必ず文書化し、依存度が高まった時点で内製化または代替策を検討するトリガーを決めておきます。
- ●4類型: 販路・技術・データ・ブランド
- ●1パートナー1仮説・期間限定
- ●データ帰属・顧客接点・解約時移管を事前合意