Q23.複数の新規事業をポートフォリオとして管理するには?
回答
案件ごとにフェーズ・投資上限・撤退基準を揃えたカンバンで管理し、経営は「配分」と「停止判断」に集中します。成功確率より、学習の速度と再現性をポートフォリオ全体のKPIに置くと、バランスが取りやすくなります。
ポートフォリオ管理の失敗は、目玉案件1本にリソースが偏り、他が検証不足のまま放置されることです。各案件を探索・検証・事業化の3フェーズに分類し、フェーズごとの予算上限と必須アウトプット(検証ログ、Go/No-Go判断)を統一します。経営レビューでは、個別の売上予測より「今四半期に棄却した仮説数」「横展開可能な学習」も評価します。相関の高いテーマ(同じ顧客・同じ技術)を並走させすぎないよう、テーママップで重複を可視化します。停止した案件から得た知見を共有ライブラリ化すると、次の起案の質が上がり、ポートフォリオ全体の効率が改善します。
- ●フェーズ・上限・撤退基準を全案件で統一
- ●経営KPI: 配分・停止判断・横展開可能な学習
- ●テーマ重複をマップで可視化