Q5.経営層のスポンサーシップは、具体的に何をしてもらう必要がありますか?
回答
メッセージ発信だけでなく、「優先順位のトレードオフ」「予算・人の例外承認」「部門間争いの仲裁」「失敗しても学習する許容」が必要です。スポンサーが一人に固定されすぎない体制も重要です。
スポンサー(通常はCxO)は、四半期ごとにユースケースポートフォリオの見直しに出席し、本業KPIとDX投資の衝突を決めます。現場が一番困るのは、複数のトップ指示が矛盾することです。スポンサーは「何をやらないか」も明示し、横展開のタイミングを決めます。また、コンプライアンス・労務・情シスの懸念を早期に聞く場を設け、後出しの全面停止を防ぎます。スポンサー交代時に止まらないよう、方針は1〜2枚の原則文書に残し、プロジェクト個別の判断はDX室・CoEに委譲する形が持続しやすいです。
- ●やる: 優先順位、予算・人員、部門間調整、学習の許容
- ●やらない: 細部のツール選定までの一人独裁
- ●持続: 原則文書+スポンサー補佐(DX室)