Q7.DX推進室・AI推進組織のKPIは、何を置くべきですか?
回答
「導入件数」だけでは本業と衝突します。業務成果(時間・品質・収益・リスク低減)、定着率、標準化による再利用、インシデント対応の質をバランスよく置きます。
DX室にありがちな誤りは、PoC数・勉強会回数など活動量KPIに偏り、本番化・横展開が評価されないことです。推奨は、ポートフォリオ単位で「本番稼働ユースケース数」「測定可能な業務KPI改善」「利用継続率(3ヶ月後も使われているか)」「標準テンプレートの再利用回数」「重大インシデント件数と復旧時間」です。経営向けには、投資対効果の仮説と実績の差分を四半期レポートし、止めたプロジェクトも学習として記録します。現場部門のKPIと矛盾する場合は、スポンサーがトレードオフを決める場を固定してください。
- ●避ける: PoC数のみ、ツールログイン数のみ
- ●置く: 本番化、業務KPI、定着、再利用、インシデント
- ●経営: 仮説vs実績、中止プロジェクトの学習記録