Q12.イノベーション(新規・実験)と本業(コア)のリソースは、どう両立させますか?
回答
同じKPI・同じ会議で混ぜると本業が常に勝ちます。予算・人・評価を分離し、実験枠の「使わないと失効」ルールと、成功時の本業への接続ルートをセットで設計します。
両立のコツは、実験の期間と上限予算を固定し、本業KPIに直結しない指標で早期判断することです。成功したパイロットは、本業のプロダクトオーナーへ引き渡す「橋渡し役」をDX室が担います。失敗は学習として記録し、個人評価に直結させない文化がないと、誰も実験しません。大企業では、別法人・CVC・社内ベンチとは別に、既存事業内の「守られた時間」が最もコスト効率が良い場合もあります。本業側の反発は「リソース奪い」ではなく「自分の業務が楽になるか」の説明で和らげられます。
- ●分離: 予算・人・評価、実験用の時間枠
- ●接続: 成功時の本業POへの引き渡し手順
- ●文化: 失敗の学習共有、個人ペナルティ化の回避