Q17.DX推進室は、本社のどこに置き、どんな権限を持つべきですか?
回答
CEO直轄または経営企画に近い位置づけが意思決定に有利ですが、現場から遠いと実行が空転します。権限は「全社の強制」より、標準・予算枠・スポンサー会議の運営・横断調整に集中させます。
情シス配下だけだとビジネス要件が弱く、事業部配下だけだと他部門が従いません。実務では、経営企画・CTO室・新規事業室とのダブルラインや、部門ローテーション人材の受け入れで現場接続を保ちます。権限として現実的なのは、共通予算の配分、ベンダー選定の推奨、データ利用の一次調整、経営会議アジェンダの設定です。現場の人事権や製品ロードマップまで握ると反発が強いです。小さく始め、成功事例で信頼を積んでから権限を広げる方が、組織政治の摩擦が少ないです。
- ●位置: 経営に近い+現場ローテで接続
- ●権限: 予算枠、標準、横断調整、経営会議運営
- ●避ける: 現場の細部指揮・人事権の全面掌握