Q18.DX・AI推進の予算と体制は、年度計画にどう組み込めば継続しますか?
回答
単年度の「プロジェクト予算」だけだと、運用・更新・教育が次年度に落ちます。CAPEX/OPEXに加え、運用・モデル更新・人材育成のランニングを見込み、複数年のロードマップと結びつけます。
よくある断絶は、PoCは特別予算、本番運用は部門負担、教育は人事別枠、で誰も引き受けないことです。推進室は、3年程度のポートフォリオ計画を作り、各波の「実験費・構築費・運用費・撤退費」を分けて見積もります。年度末に「使い切り競争」で無理な契約をしないルールも有効です。成果が出た領域は本業P&Lに段階移行し、推進室は次の実験にリソースを回すサイクルにすると、永続的な中央集権を避けられます。経営には、中止・縮小した案件も含めた正直なサマリーを出すと、次年度の信頼が保たれます。
- ●見込む: 実験・構築・運用・更新・教育のランニング
- ●計画: 複数年ポートフォリオ、波ごとの費用区分
- ●移行: 成功領域は本業P&Lへ、推進室は次の実験へ