Q2.AIプロダクトのMVPは、何を「最小」に含めるべきですか?
回答
コア体験に加え、評価・ログ・フォールバック・コスト上限の4つをMVPに入れます。「動くデモだけ」は本番に繋がりません。
MVPは機能の薄さと、運用の薄さを混同しやすいです。体験面では、1つの主要ジョブ(例:問い合わせの下書き)に絞り、入力・出力形式を固定します。一方、運用面では最小でも、リクエストID付きログ、代表的な失敗パターンの記録、モデル障害時の代替(別モデル・定型文・人へのエスカレーション)、トークンやAPIコストの可視化が必要です。評価用のゴールドクエリを10〜50件用意し、リリース前に回帰チェックできる状態にしておくと、以降の改善速度が上がります。MVPの完了定義は「デモ成功」ではなく「限定ユーザーが1週間使い、指標が取れた」に置くのが実務的です。
- ●体験の最小: 1ジョブ、明確な入出力、利用者の限定
- ●運用の最小: ログ、エスカレーション、コスト監視
- ●品質の最小: 固定の評価セットとリリース前チェック