Q8.AI領域で溜まりやすい技術的負債は、何ですか?
回答
評価なしのプロンプト直書き、ナレッジの手動コピー、ツール権限の肥大化、コスト未監視、実験コードの本番混在が典型です。意図的に残す負債と、放置による負債を分けて管理します。
AIは変更が速く、「とりあえず動いた」コードが残りやすい領域です。負債の例として、本番とステージングで異なるインデックス、ハードコードされたモデル名、テストのないエージェントループ、ログ欠落による原因不明の障害、プロンプトのコピペ乱立があります。対策は、評価セットとCIゲートを先に入れること、ナレッジ更新をパイプライン化すること、ツールごとの最小権限を定期的に見直すことです。すべてを即時返済する必要はなく、ユーザー影響と変更頻度で返済順序を決めます。CTO/PdMは「負債返済スプリント」を四半期に1回置き、新機能開発だけにキャパを取られないようにするのが現実的です。
- ●典型: 未テストプロンプト、索引の手運用、権限肥大、観測不足
- ●対策: 評価CI、ETL/インデックス自動化、権限レビュー
- ●管理: 影響度で返済優先度、返済用の時間を確保