Q8.SOC2はAI導入の判断にどう使えますか?
回答
SOC2 Type IIは、ベンダーが一定期間、セキュリティ・可用性などの統制を運用している第三者証跡です。レポートの信頼サービス基準(TSC)と例外事項を読んだうえで、自社リスクとのギャップを埋めます。
SOC2は万能ではなく、対象システム範囲・期間・監査人・カバーするTSC(Security、Availability、Confidentiality など)を確認します。AI特有の論点(プロンプトログの扱い、学習データ、サブプロセッサの推論基盤)は、レポートに書かれていないことがあるため、追加質問票(セキュリティアンケート)で補います。自社がSOC2を求められる場合、生成AIパイプラインも統制対象に含めるか、内部監査と整合させます。Type Iのみのベンダーは、運用実績が浅い可能性があるため、パイロット範囲を狭める判断もあります。
- ●レポートの範囲・期間・例外(マネジメントレター)
- ●TSCと自社要求(ログ、暗号化、BC)の対応
- ●AI固有項目はアンケートで追加確認