Q10.AI関連のセキュリティインシデントは、どう初動対応しますか?
回答
封じ込め(キー無効化・ツール停止)→ 証跡保全 → 影響範囲特定 → 関係者通知 → 再発防止の順。通常のITインシデント手順に、モデルログとプロンプト証跡の保全を足します。
典型例は、APIキー漏えい、プロンプトインジェクションによる誤送信、学習データへの不正データ混入、シャドーAI経由の大量送信です。初動でチャットログ・ツール実行履歴・IP・利用者を確保し、個人情報漏えいの可能性がある場合は法務・PR・監督当局への報告要否を早めに判断します。ベンダー障害と自社設定ミスを切り分けるため、変更履歴(プロンプト・権限・統合設定)を時系列で並べます。事後は、ポリシー・フィルタ・権限のどこが効かなかったかを blame ではなくシステム改善に結びつけます。
- ●即時: キー失効、該当エージェント停止、利用者アカウント制限
- ●保全: ログ・プロンプト・出力のスナップショット
- ●報告: 個人情報・契約・規制に応じたエスカレーション