Q16.金融・医療など規制産業でAIを使うとき、追加で押さえることは?
回答
業界ガイドライン・当局のQ&A、記録義務、説明責任、委託先管理、モデルリスク管理(MRB)の考え方を、既存のGRCプロセスに統合します。汎用ツールのまま本番投入しない設計が前提です。
金融では、モデル・アルゴリズムの妥当性、偏り、変更管理、ベンダーリスクが既存のモデルリスク管理と結びつきます。医療では、診断支援と業務効率化でリスク水準が異なり、個人情報・診療記録の取り扱い、医療機器該当性の有無を法務・規制担当が判断します。いずれも「人が最終判断」「監査証跡」「検証データの保持」が共通要件です。汎用チャットをそのまま顧客対応に使うのでは、業務システム連携・固定プロンプト・承認フロー付きの業務アプリとして実装する方が説明しやすいです。
- ●既存: 社内規程・当局通達・委託先ガイドラインとの突合
- ●設計: 業務アプリ化、証跡、人の最終承認
- ●記録: モデル版・学習データ・評価結果の保管