inovie

AI AGENT ・ Q&A

Q2.RAGとファインチューニング、どちらを選ぶべきですか?

回答

社内ドキュメントや最新情報を参照させたい場合はRAGが適しています。モデルの振る舞いや出力形式を根本から変えたい場合はファインチューニングを検討します。多くの業務用途では、まずRAGから始めるのが現実的です。

RAG(Retrieval-Augmented Generation)は、質問に関連する文書を検索してからLLMに渡す方式です。ナレッジの更新が容易で、根拠のある回答を出しやすい一方、検索精度やチャンク設計の品質に依存します。ファインチューニングはモデルの振る舞いを特定タスク向けに調整できますが、利用可否はモデルや事業者により異なり、データ準備と再評価も必要です。両者は排他的ではなく、RAGで情報を参照しつつ特定の振る舞いを調整する構成も選択肢です。判断基準は「知識の更新頻度」「根拠提示の必要性」「評価可能な学習データの量と品質」です。

  • RAG:外部ナレッジ参照、更新が容易、根拠提示に向く
  • ファインチューニング:モデル挙動のカスタマイズ、データと運用コストが大きい
  • まずRAGで試し、不足分をファインチューニングやプロンプト設計で補う

参考にした一次資料

編集: inovie編集部一次資料確認日: 2026/08/25